2007年 03月 22日
日本でゲイリブの運動が低調な理由 |
私はカタカナ文字に弱くて、ゲイリブの連中のいうGLBTという言葉が、Gはゲイ、Lはレスビアン、Bはバイセクシュアルの頭文字であるくらいは判るのですが、Tとなるとトランスセクシュアルの頭文字なのかトランスジェンダーの頭文字なのかいまだによく判りません。
そもそも、トランスセクシュアルとトランスジェンダーってどう違うんでしょう? 両方とも性転換者のことじゃなかったっけ。
それでなくてもややこしいのに、最近またI という新しい頭文字を発見しました。
これはなんのことかというと、インターセックス(半陰陽)の略なんだそうです。
このほかにもセックスに興味を持たない人間を意味するアセクシュアルのAとか、クイアのQもあって、そのうちAからZまでのアルファベット26文字が全部、揃うんじゃないでしょうか。(笑)
それで、いちいち全部、書くのは面倒くさいと思ったのかどうか知りませんが、最近では、ゲイリブの連中はみんな一緒くたにして「性的少数者」と呼ぶことにしているみたいです。
しかし「性的少数者」という言葉も随分と曖昧な言葉で、その定義がいまいちはっきりしません。
東京ゲイパレードの主催者は、すべてのセクシュアリティーを祝福するといっているそうですが、彼はショタコンやロリコンも祝福するのでしょうか?
また「性的少数者」というからには当然、「性的多数者」というのも存在するはずですが、これも随分と漠然とした言葉です。
一応、異性愛者のことを「性的多数者」とみなしているみたいですが、古代ギリシャやローマ、江戸時代の日本の例を見てもわかるように、元々、歴史的、世界的には、異性としかセックスしない人間よりも、男色と女色の両方を好む人間の方が多数派なのです。
ところが、世界で唯一、男同士のセックスを行なう人間を「同性愛者」と呼んで差別し、迫害していた西欧諸国が、中東・アフリカ、アジア・太平洋、南北アメリカ、等の非西欧地域を植民地にして、
それまで自由に男女の両方とセックスを楽しんでいたこれらの地域の住民に、同性愛はよくないことだと教え込んだお陰で、かって多数派だった両刀使いはバイセクシュアルという「少数派」に格下げされてしまったのです。
といっても、アラブ・イスラム圏やラテンアメリカ諸国などはいまだに男女両方ともいける男性の方が多数派で、これらの地域では女としかセックスできないという男性の方がむしろ少数派です。
またラテンアメリカ、特にブラジルは、ペニスが付いた女装の男娼にバックを掘られるのを好む男性が多いことでも有名です。
こういう男性は日本にもいて、「ニューハーフ・フェチ」と呼ばれているそうです。
彼らはニューハーフがヘルス嬢を務める「ニューハーフ・ヘルス」に行って、ニューハーフとのセックスを楽しんでいるのだそうです。
彼らは、ブラジル男と同様、ニューハーフのまだ切り取っていないペニスでバックを掘られることを好むそうで、これを彼らの言葉で「逆アナル」と呼ぶそうです。(笑)
こういうニューハーフという両性具有的な人間とセックスするのを好む性的嗜好こそ「インターセクシュアル」と呼ぶべきだと思うのですが、彼らには「性的少数者」を自称して、ゲイパレードに参加して、「私たちはここにいる」などと主張する気持ちは毛頭、ないようです。
なぜでしょう?
おそらく、彼らはニューハーフが好きであるという自分の性的嗜好を純粋に個人的なものであるとみなしていて、そのような個人的な性的嗜好を他人に理解してもらいたいなどとは露とも思わず、他人が理解できるとも考えていないのでしょう。
もしニューハーフとセックスすることを禁止する法律が日本でできたら、彼らも抗議のデモ行進をするかもしれませんが、現在のところ、日本では金さえ払えば、簡単にニューハーフとセックスできるわけで、彼らはその現状になんの不満も抱いていないのです。
日本の一般ホモの場合も同様で、彼らは自分の性的嗜好を個人的なことだとみなしていて、わざわざゲイパレードに参加して、自分がホモであることを赤の他人に向かって主張しようとは考えません。
アメリカのような同性愛者にたいする差別が激しい国ならば、差別に反対するためにデモやパレードをするというのもそれなりの意味があるでしょうが、
日本では法律で同性愛が禁じられているわけではなく、ゲイバーやゲイサウナなど同性愛者のための社交場も沢山あって、みんな自由にホモセックスを楽しんでいるのです。
つまり、ニューハーフ・フェチと同様、
日本の大多数のホモは現状に満足しているのです!
その結果、日本ではゲイリブの運動やゲイパレードが低調なのですが、それは日本がいかに同性愛者にたいする差別の少ない国であるかの証明であって、むしろ喜ぶべきことだと思いますね。
by jack4africa
| 2007-03-22 19:30
| ゲイリブという幻想