2009年 05月 22日
バックラッシュ |
バックラッシュ(Backlash)という言葉があります。
反動とか反発という意味ですが、フェミニズムに対する反動を指す言葉として使われることが多いそうです。
フェミニズム(ウーマンリブ)は60年代後半にアメリカで起こり、70年代を通じて世界各地に広まり、それに伴って女性の社会進出が進むのですが、
80年代から90年代にかけて「女は家庭にいるべきだ」という保守派の言論が再び優勢になり、それをフェミニストがバックラッシュと呼ぶようになったのだそうです。
最近は日本でも、ジェンダーフリーに基づく過激な性教育に対する批判などフェミニストへの攻撃が盛んになっていますが、これもフェミニストにいわせれば、バックラッシュに当たるそうです。
バックラッシュ裁判というのもあります。
大阪府豊中市の男女共同参画推進センターの館長をしていた三井マリ子というフェミニストが館長をクビになって、それが男女平等に反対する勢力の圧力による不当解雇だとして訴えている裁判です。
男女共同参画推進センターというのは、男女平等の推進を活動の主体とする施設で、その施設の人事が男女差別主義者によって左右されるのであれば、由々しき事態ですが、
これは原告がそう主張しているだけで、本当のところはよくわかりません。
フェミニストの間にフェミ利権とも呼ぶべき利権が発生していて、その利権を取り上げられそうになって騒いでいるだけといった感じもしないではありません。
実際、フェミニストの利権は大変、大きいんだそうです。
1999年に男女共同参画社会の実現を目指した男女共同参画社会基本法という法律が制定され、以降、各省庁に男女共同参画関係予算が割り当てられ、毎年度、数兆円単位の予算が費やされているのだそうです。
その結果、全国の自治体に男女共同参画センターという名の施設が続々と建設され、そこの館長や館員にフェミニストたちがなっているということらしいです。
この男女共同参画センターという施設がどれだけ社会の役に立っているか知りませんが、少なくとも、そこで働いて給料を貰っているフェミ連中の役に立っていることは確かです。
ゲイリブ団体がしきりと行政に擦り寄っているのは、このフェミニストたちの成功を見て、自分たちも行政にたかって甘い汁を吸いたいと考えているからでしょう。
日本という国は、いつの間にか、自分たちはサベツされていると主張する集団が行政から特別に優遇される国になっているのです。
しかし、時代は変化してきています。
フェミニストに対するバッシングが起こっているだけでなく、やはり行政から特別な優遇措置を受けている在日朝鮮人や韓国人、被差別部落の人間に対する風当たりも強まってきています。
これは国や自治体が財政難に陥っていることと関係があると思います。
戦後、日本経済はずっと右肩上がりの成長を続けてきて、バブル景気を謳歌していた頃は、国も自治体も金があって気前よく予算をばら撒いていたのが、
バブル崩壊後はずっと低成長が続いていて、国も自治体も緊縮財政を強いられるようになっています。
少子化のせいもあって、今後とも、日本経済が大きく発展する可能性は小さく、限られたパイを国民全体で分かち合わなければならない時代が来ているのです。
そのような状況では、身分不相応に大きな分け前を得ている人間に対する世間の眼は当然、厳しくなります。
高給を取りながら、大した仕事をしていない公務員に対する風当たりが強まっているのもこれと同じ文脈からでしょう。
このようなバックラッシュの風潮について私は基本的に歓迎です。
男社会を批判しながら、ちゃっかり行政にたかって甘い汁を吸っているフェミ連中や、
反日的な言動を振りまきながら、掛け金も払ってないのに年金だけはしっかり受け取っている在日たちをこれ以上、国民の血税を使って甘やかすべきではないと考えるからです。
現在、ゲイリブはエイズ利権に群がっているそうですが、あんまり調子に乗ってやりすぎると、親分格のフェミニストと同様、バックラッシュが起こって、バッシングされるんじゃないですかね。
by jack4africa
| 2009-05-22 00:11
| 日本と日本人