2009年 06月 19日
FAQ |
このブログを読んでいる方からけっこうメールをいただくのですが、よくされる質問とそれに対する私の回答をFAQの形でまとめてみました。
Q:ジャックさんのおっしゃってることはクィア理論によく似ていると思うのですが、それについてどう思われますか?
A:私はクィア理論というものが存在することは知っていますが、その内容についてはまったく無知で、なにも知りません。
もし私のいっていることがクィア理論と共通するところがあるとしたら、それは偶然の一致です。
クィア理論というのは、ゲイリブ理論に対する反論として現われてきたそうですが、ゲイリブ理論というのは突っ込みどころ満載の理論とも呼べないようなお粗末なシロモノですから、
当然のことながら、アメリカを含めて世界各地で批判されている筈で、そのような批判の中には、私が行なっているのと同様の批判があってもおかしくないと思います。
私と同じような考えをもっている人間がほかにもいるということで、私がそのような考えを真似しているわけではありません。
他人の言葉の受け売りしかできないリブガマには想像できないかもしれませんが、世の中には物事を自分の頭で考える人間がいるのです。
私も未熟ながら自分の頭で考えて、そうして考えたことを自分の言葉で表現しているのです。
Q:ジャックさんのブログは同性愛が主なテーマになっていますが、男性の同性愛だけを取り上げて、レスビアンに関しては殆ど触れておられないのが片手落ちな気がします。
A:私がブログでレスビアンを取り上げないのは、レスビアンについてなにも知らず、興味もないからです。
そもそも、なんでホモがレスビアンに関心をもたなければならないのかよくわかりません。
昔から日本ではホモはホモ、レズはレズで勝手に楽しんできましたが、互いの存在には無関心でした。
ゲイリブの思想が入ってきてからは、ホモとレズは同じ同性愛牡者として団結しなければならないというような風潮が一部に生まれてきているようですが、
私はゲイリブの運動なんて日本でやる必要はまったくないという立場なので、当然のことながら、レズと仲良くしたいなどとは思いません。
レスビアンを嫌っているわけではなく、ただ単に興味がないのです。
私のブログで同性愛という言葉が出てきたら、それは男同士の同性愛か、男色を意味すると考えてください。
Q:ジャックさんはアメリカのゲイの生き方をあまり評価されていないようですが、厳しい差別の中から立ち上がって同性婚を要求するまでに至ったアメリカのゲイをみて、われわれ日本のゲイが羨ましく思うのは当然ではないでしょうか。
A:いいえ、当然だと思いません。
少なくとも私の周囲には、アメリカのゲイを羨ましがるホモは一人もいません。
同性婚を望んでいるホモに至っては100人に一人もいないでしょう。
日本の同性愛者の多くが真剣に同性婚を望んでいるのであれば、一昨年、パートナー法の制定を公約に掲げて参院選に立候補した尾辻かな子は、あんな少ない票数ではなく、もっと票を伸ばしていた筈です。
あなたがアメリカのゲイの生き方を羨ましく感じるのは「隣の芝生は青くみえる」というやつで、アメリカの事情をよく知らないからではないですか。
Q:ジャックさんはこれまで同性愛者として生まれたことで悩んだことは一度もないそうですが、よほど恵まれた境遇でお育ちになったのでしょうか。
A:私はホモとして特別、恵まれた環境で育っていません。
子供のときは女性的な子供として随分、苛められました。
しかし、そのような逆境に育ったお陰で強くなった面もあると思います。
Q:でも、みんながみんな、ジャックさんみたいに強くはないんですヨ。
A:だったら、強くなるように努力すれば良いじゃないですか。
自分は弱い人間だとか、弱者だとか主張するのは、人間として恥ずかしいことです。
プライドがあれば、そんな恥ずかしい真似はできない筈です。
もっとプライドを持って、強く生きてください。
by jack4africa
| 2009-06-19 00:10
| ゲイリブという幻想