2010年 02月 02日
存在の耐えられない軽さ:鳩山内閣 |
いのちを、守りたい。いのちを守りたいと、願うのです。
生まれくるいのち、そして、育ちゆくいのちを守りたい。
29日の施政方針演説での鳩山首相のこの言葉を聞いて、なんともいえない無力感、脱力感に襲われたのは私だけでしょうか。
なんという空疎な、白々しい、中身のまったくない、屁みたいな、くだらない言葉の羅列でしょうか。
日本の憲政史上、これだけ言葉に重みが感じられない総理大臣は初めてでしょう。
去年の暮れだったか、自衛隊のなんかの式典で、自衛隊員を前にして、このバカが、
愛をください!
と絶叫したときには、唖然としましたネ。
お前はホモか!
そんなことより、母親から12億6000万もの大金を貰っておきながら、税務署に指摘されるまで贈与税を払ってなかったというのはどういうことなんだヨ!
金を貰っていることを知らなかった?
ふざけるな!
知らんはずないだろうが!
贈与税は6億円ほど払ったらしいけど、税務署に見つからなきゃ、払わずにいたわけで、これってどう考えても脱税でしょう。
鳩山首相だけでなく、弟の鳩山邦夫、姉も同額の金を貰ってて、3人とも税金を払っていなかったそうですから、3人合わせると18億も脱税していたことになります。
財産家の母親は当然、相続税や生前贈与に関する知識はあるはずで、相続税を節税するために生前贈与するという話はよく聞くけど、
贈与として渡していなかったということは、家族ぐるみで確信犯で脱税していたということです。
なぜ、検察は逮捕しないのか?
検察は民主党に厳しいなどとアホなことをいう人間がいますが、これだけ巨額の脱税をしている人間を逮捕しないなんて私には理解できません。
私腹は肥やしてないって?
税金を払ってなかったということは、私腹を肥やしていたということでしょうが!
本来、国に税金として納めるべき金で、あの気色の悪いヨメ婆と一緒に高級レストランなんかに行って贅沢三昧の食事をしてたんでしょ。
もうじき確定申告の季節だけれど、総理大臣がこれでは一般国民の納税意識は低下する一方です。
あるアメリカの評論家が、日本をジャンボ機に喩えると操縦席にはサルがいるといったそうですが、サルの方が脱税しないだけ、まだマシだと思いますネ。
日本には謎の鳥がいる。
正体はよく分からない。
この鳥は、中国からみれば「カモ」
アメリカからみれば「チキン」
欧州からは「アホウドリ」
そして国内の有権者からみれば「サギ」
ところが鳥自身は自分のことを「ハト」と呼んでいるが、
結局は「ガン」ではないか。
では、この鳥の生息場所は何処か。
それは小さな沢、もしくは、汚い沢だ。つまり小沢か汚沢だ。
上の文章は2ちゃんねるの掲示板で見つけた書き込みです。
山田君、座布団三枚!
総理大臣もアレだけど、閣僚も酷い。
ロクな人間がいません。
民主党のスローガンである脱官僚の先頭に立っている筈の菅直人副総理兼財務大臣は、先日の参院予算委員会で自民党の林芳正議員に消費性向と乗数効果の意味を訊かれて答えられず、官僚に教えを請う始末。
こんなのがG7に行って大丈夫なんですかねぇ。
衆院予算委員会では、質問に立った自民党の町村信孝議員が前原誠司国土交通大臣が中止を決定している八ツ場ダムや普天間基地移設問題を取り上げて、
「八ツ場ダムのような地方の施設を建設するかどうかは地元住民の意向を十分に汲んで決定し、普天間基地移設のような国の安全保障に関わる重要な問題は、政府が大局的な見地に立って決定すべきだ」
と至極もっともな意見を述べたら、なぜか前原大臣が突然、ぶち切れて、
「自民党が悪い! すべて自民党の責任だ!」
とわめき散らしたのにはビックリしました。
なんでもかんでも自民が悪いといって自民党の責任にする人間をジミンガーと呼ぶそうですが、自分達が野党から与党になったことをわかってないんじゃないですかね。
八ツ場ダムについては、先に自分の一存で中止を決めてから、地元住民と話し合うというのは、どうみても順序が逆でしょう。
それでいて小沢一郎の資金源になっているといわれる岩手県の胆沢ダムは計画どおり建設するそうで、ダブスタもいいとこです。
さらに赤松広隆農林水産大臣に至っては、今月中旬の在日本大韓民国民団(民団)中央本部の新年パーティーで挨拶し、
「鄭進団長をはじめ民団の皆さまには昨年、特にお世話になった。投票はしてもらえないが全国各地でいろんな形でご支援いただき、308議席、政権交代につながった」
「民主党中心の政権で地方参政権問題が解決するとの思いで応援してくれたと思う。その意味で公約を守るのは当たり前だ。本当にあと一歩。感激でいっぱいだ」
と発言したといわれています。
この点を衆議院予算委員会で自民党の小池百合子議員に追及されて、ヘラヘラ笑いながら、
「公約というのは、個人としての約束の意味だ」
とか、わけのわからない答弁をしていましたが、そもそも、民団のような外国人団体に選挙の応援をしてもらうというのも変な話で、
いったい、お前はどこの国の政治家か!
といいたくなります。
この赤松という男は、民団だけでなく、総連系の企業からも政治献金を受けているそうで、それでせっせと民団や総連のために働いているらしいですが、こんな売国奴が大臣やってるなんて世も末です。
これに輪をかけて酷いのが原口一博総務大臣です。
この男が去年の衆院選挙前にテレビに出て「埋蔵金は100兆円ある」としゃべっているのをYoutubeで見ましたが、その後、埋蔵金は見つかったのでしょうか。
自民党の森まさ子議員が「あるある詐欺」だと揶揄していましたが、これだけの大嘘をついておきながら、謝罪もせずに、平気でテレビに出演し続けているのには神経を疑います。
こんな大嘘つきの詐欺師が新聞やテレビなどマスコミを所轄する総務大臣をやっているというのはお笑い草で、マスコミはこれまで以上に国民に嘘を垂れ流し、恬として恥じることはないでしょう。
そのほか、KYな発言を連発して周囲を混乱させてばかりいる内閣官房長官とか(鳩山首相の発言はKYを通り越して、気違いレベルに達してますが)、
中国に配慮して国境の島、与論島に自衛隊を配備しないことを決めた防衛大臣とか、
横田めぐみさんを拉致した北朝鮮の工作員、シンガンスの助命嘆願書に署名したり、日本に不法滞在していた中国人一家の子どもに特別滞在許可を与えたりしている、
日本国民には冷淡だけど、特定アジア三国の国民には優しい、ニコチン中毒の婆さんの法務大臣とか、よくもまあ、これだけどうしようもない連中ばかり集めたもんだと思います。
民主党はそれ程、人材が不足しているのでしょうか。
以下は平成20年9月29日の麻生太郎首相の所信表明演説です。
わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、第九二代内閣総理大臣に就任いたしました。
わたしの前に、五八人の総理が列しておいでです。百十八年になんなんとする、憲政の大河があります。
新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。
その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。
この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。
申し上げます。日本は、強くあらねばなりません。
強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。
日本は、明るくなければなりません。
幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。
この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。蘇らせなくてはなりません。
日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。そして子どもたちの未来に、夢を。
わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進する所存であります。
わたしは、悲観しません。
わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。
しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
そしてわたしは、決して逃げません。
わたしは、自由民主党と公明党の連立政権の基盤に立ち、責任と実行力ある政治を行うことを、国民の皆様にお誓いします。
簡潔で、力強く、格調高い、国や国民を思う心情に溢れた、素晴らしい演説です。
鳩山首相の綿菓子みたいにふわふわした、叩いたらぺしゃんこになってしまうような中身のない演説とは大違いです。
愚かな国民は、民主党が目の前にぶら下げた子ども手当てを始めとする擬似餌に食いついて、鳩山首相よりも100万倍もマトモなこの人を首相の座から引きずり降ろし、
史上最低、最悪の鳩山内閣を誕生させてしまったのです。
by jack4africa
| 2010-02-02 00:09
| 日本と日本人