2010年 06月 29日
いわゆる従軍慰安婦問題について、私が抱いているいくつかの疑問(1) |
疑問1:なぜ日本人慰安婦は無視されているのか?
いわゆる従軍慰安婦問題ですが、私が常々、疑問に感じていることのひとつは、朝鮮人慰安婦あるいはその他の外国人慰安婦ばかり取り上げられて、日本人慰安婦についてはまったくというほど語られることがないことです。
歴史学者の秦郁彦によると、慰安婦の内訳は、日本国内の遊郭などから応募した者が40%程度、現地で応募した者が30%。朝鮮人が20%、中国人が10%程度だったそうです。
つまり、日本人の慰安婦が一番多かったというのです。
ところが慰安婦問題を語る場合、この40%の日本人慰安婦の存在は完全に無視され、全体の5分の1しか占めない朝鮮人慰安婦ばかりが脚光を浴びるという不思議な現象が起こっているのです。
慰安婦問題に熱心なことで知られている共産党の関係者にこの疑問をぶつけてみたところ、
「日本人慰安婦は金目当てで慰安婦になった。強制的に慰安婦にされた朝鮮人慰安婦とは違う」
といわれました。
しかし、そう簡単に割り切れるものなのでしょうか。
金目当てで慰安婦になる日本人女性がいたのであれば、同様に金目当てで慰安婦になった朝鮮人女性もいた筈です。
実際、朝鮮人女性を対象にした慰安婦募集の新聞広告が残っています。

写真右の1944年7月26日付けの「京城日報」掲載の募集広告では、月収 300円以上(前借3000円まで可)となっています。
当時の一般日本兵の月給が15円から25円、日本での大卒初任給が100円程度だったことを考えると300円というのはかなり高額で、そのような高収入に引かれて慰安婦になった朝鮮人女性がいたことは十分考えられることです。
ところが、日本政府に対して、謝罪や補償を求める元朝鮮人慰安婦やその支援者たちは、金目的で慰安婦になった朝鮮人女性がいたことを頑として認めません。
もうひとつ、従軍慰安婦問題で意図的に無視されているグループが存在します。
それは朝鮮人日本兵です。
日支事変とそれに続く太平洋戦争では、朝鮮人は、日本人のように徴兵されることはありませんでしたが、志願して日本兵になることはできました。
また、日本の陸軍士官学校は朝鮮人にも門戸が開かれていたことから、一兵卒ではなく高級将校にも朝鮮半島の出身者が多数、いました。
例えば、朴 正煕(パク・チョンヒ)元韓国大統領は、日本の陸軍士官学校卒で、終戦のときは満州国軍中尉でした。
このような日本の軍人軍属になった朝鮮人の総数は24万人に達したそうですが、彼らが話題になることはほとんどありません。
唯一、話題になったのは、日本政府相手に賠償を求めて裁判を起こしたBC級戦犯の元朝鮮人日本兵だけです。
つまり朝鮮人は男女を問わず、日本軍との関係ではつねに被害者として登場するのです。
しかし、朝鮮人の兵士は自分で志願して日本兵になったわけで、内地の日本人のように強制的に徴兵されたわけではありません。
また中将や少将にまで出世した朝鮮半島出身の軍人が少なからずいたことを考えれば、先の戦争において、朝鮮人=被害者と単純にみなすことには無理があります。
慰安婦との関連でいえば、日本人兵士が朝鮮人慰安婦を買うのとは逆に、朝鮮人兵士が日本人慰安婦を買うケースもあった筈です。
特に中将や少将などの高級将校の場合は、相手をする慰安婦もやはり「高級な」日本人慰安婦になったのではないでしょうか。
多くの日本人が北朝鮮による拉致事件に政治的に飛びついたのは、長年、国家と一体となった加害者として糾弾されてきたことに疲れたからだと私は見ています。初めて堂々と「被害者になれる」チャンスがめぐってきたのがあの拉致事件でした。上の言葉は、シンスゴという日本人の悪口ばかりいっている反日の在日朝鮮人の言葉です。
これまで朝鮮人は常に被害者、日本人は加害者という図式でやってきたのに、北朝鮮による日本人拉致という朝鮮人が加害者、日本人が被害者となる事件が起こったお陰でやりにくくなった、
という在日のホンネをこのオンナ流に表現すると、このような言葉になるのでしょうが、実際、これまで慰安婦問題というのは常に被害者=朝鮮人慰安婦、加害者=日本兵という文脈で語られてきたのです。
このような文脈においては、日本人でありながら被害者になる可能性のある日本人慰安婦と朝鮮人でありながら加害者になる可能性のある朝鮮人兵士は排除される必要があり、それゆえ、語られることがないのではないかという気がします。
また日本人慰安婦が金目当てで慰安婦になり、朝鮮人慰安婦は強制的に慰安婦にされたと主張することは、日本人慰安婦の被害者性を弱め、朝鮮人慰安婦の被害者性を高めることにつながるわけです。
それにしても、朝鮮人慰安婦についてこれだけ声高に語られる一方で、日本人慰安婦についての体系的な研究がまったく存在しないというのも不思議な話です。
たとえ、金目当てで慰安婦になったとしても、そこには様々な事情があった筈で、それを研究するのは、立派な女性問題の研究テーマになる筈です。
ところが、朝鮮人慰安婦に対する謝罪や補償を求めてあれほど活発に運動している日本の女性団体は、日本人慰安婦については一貫して冷淡、無関心なのです。
このことは、女性問題研究家やフェミニストを自称している連中の正体が反日サヨク活動家である事実をよく示していると思います。
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本日のつぶやき:
愈愈、今日はパラグアイ戦。日本、初のベスト8進出なるか?
楽しみです。
by jack4africa
| 2010-06-29 00:05
| 慰安婦問題

