2015年 06月 30日
自薦&他薦記事 |
このブログを始めてから早いものでもう9年が経ちました。
その前のHPの時代から数えると10年になります。
お蔭で書き貯めた記事の総量はかなりのものになりますが、全部、読むのは大変なので、初めてこのブログを訪れてくださった方のために人気のある記事、
人気はそれほどないけれど、作者の私としては是非、読んでもらいたいと考えている記事を紹介させていただきたいと思います。
これまで、このブログで一番人気があった記事は何だと思いますか?
それは「アラブ・イスラム圏の男同士のセックス」です。
この記事は一日の訪問者数が1万6000人を超えましたが、この記録はいまだに破られていません。
もう一つ「通過儀礼としての男同士のセックス」も長期間、人気ランキングの上位を占めていて、累計の閲覧者数はこの記事が一番多いかもしれません。
これら二つの記事は、サブカル系のノンケ読者の琴線に触れたみたいで、主な読者は両方ともホモではなくノンケです。
この「通過儀礼としての・・・」の記事が含まれるカテゴリ「世界男色帯」はこのブログでは一番金がかかっています。
このカテゴリの記事を書くためにアマゾンU.S.A.から洋書を十数冊、取り寄せて、代金を3万円ほど支払ったからです。
「通過儀礼としての・・・」のタネ本は、パプアニューギニアの部族を研究している人類学者の論文を集めたGilbert H. Herdt 編集“Ritualized Homosexuality in Melanesia”で、
難解な文化人類学の専門用語が出て来る論文を辞書を引きながら読んだことを覚えています。
この本は内容が非常に面白いので、英語に堪能な方は原書を読まれることをお奨めします。
「世界男色帯」のカテゴリの記事ではほかには「皇帝たちの男色」が人気があるみたいですが、私としては「鉱山の妻たち」を是非、読んでいただきたいです。
この話、凄く面白いと思うんだけど、なぜか人気がないんですよね。
「昔の日本人」のカテゴリでは、「稚児灌頂(ちごかんじょう)」が人気があるみたいですが、平安朝後期の男色公家、藤原頼長について書いた「院政期の日本人(2)」が一番手間暇かかっています。
この記事を書くためにわざわざ自宅のある新宿区から普段はめったに行くことのない港区の東京都立図書館まで出かけていって、
東野治之先生の『日記にみる藤原頼長の男色関係-王朝貴族のウィタセクスアリス』と五味文彦先生の『院政期社会の研究』の関連ページをコピーしてもらったのです。
ネットのサイトではこの記事が藤原頼長について一番詳しいと思うのですが、なぜか殆ど無視されています(--)
「世界OTOKO紀行」のカテゴリでは、「カイロのダンシングボーイ」、「アレキサンドリア物語」、「パタヤのレック」などがわりと好評です。
「パタヤのレック」については、タイ在住の日本人の方が頼みもしないのに「パタヤにはよく行くので、レックが戻ってきていないか調べてみる」といってきて、しばらくして、
「候補者を二人まで絞り込んだので確認のために来て欲しい」といってきました(笑)
あと「ホモに生まれて良かったと思う10の理由」と「ノンケの落とし方」が人気があるみたいです。
「ホモに生まれて・・・」は、ネタが無いときに無理やりひねり出した文章で、それほど力を込めて書いたつもりはないのですが、
この記事が注意を惹くということは、世の中にはホモに生まれることは不幸だと考える人間がそれほど多いということなのでしょうか。
少なくとも、私の周囲には「ホモに生まれて不幸だ」なんて考える人間はいませんけどね。
「ノンケの落とし方」は面白半分にふざけて書いた記事なのですが、内容を本気に受け取って「第一段階まで成功したので、上級の第二段階を教えてください」というメールが何通も舞い込んできて困りました。
第二段階があると書いたのは口から出まかせで、そんなものがあるなら、こっちが教えて欲しいくらいです(笑)
あんなことを書いておいて、こんなことをいうのはなんだけど、そもそもノンケの落とし方を人に教えてもらおうなんて考える時点でノンケキラーになる資格はありませんヨ。
ひたすら自己修練あるのみです!
嫌韓記事としては、「ウトロ問題とはなにか?」と「韓国はなぜ嫌われるのか(1)」がよく読まれているみたいです。
ウトロ問題と2002年のサッカーW杯の韓国の汚いやり口をわかりやすくまとめている点が評価されているようです。
このブログは海外旅行の記事や海外で生活していた頃の思い出話が多いせいか、海外在住の日本人の方からよくメールをもらいます。
変わったところでは、タジキスタン、パラグアイ、フィジー在住の日本人からメールをもらったことがあります。
さらに南スーダンからメールが来たこともあります。
「南スーダンに来て、ジャックさんにメールを出さずにはいられません」
と書いてあったのがうれしかったです。
このブログを始める前によく投稿していた掲示板で、スーダンのことを書いていたのを覚えていて、わざわざメールをくださったのです。
ちょうど、南スーダンで独立を問う国民投票が行われたときで、多分、その関係でスーダンに滞在されていたのだと思います。
あと外国人の読者からもメールがきます。
韓国人のメールは予想通りというか、罵詈雑言に満ちてます(笑)
一度、3回くらい続けてメールを送ってきたのがいて、最初はわりと冷静な文章だったのが、書いているうちに興奮してきたのか、最後は浅田真央は最低だ!、キムヨナは素晴らしい!とか支離滅裂なことを書いてました。
韓国人特有の火病が起こるプロセスを見ることができて面白かったですが。
ブログには韓国だけでなく中国の悪口もけっこう書いているのですが、メールをくれる中国人はわりとまともな人が多いです。
一度、上海在住の中国人の読者からメールがきて、私のブログの記事が面白いので、中国語に翻訳して自分のブログに掲載したいといってきました。
承諾するとすぐに彼は私の記事の翻訳文を自分のブログに載せはじめたのですが、中国は人口が多いので、あっという間に一日あたりの閲覧者数が1万5000人を超えたそうです。
しかし、すぐに彼のことを漢奸(売国奴)呼ばわりする脅迫メールが届くようになったといいます。
中国人からみると、日本人のブログの記事を紹介すること自体、すでに売国行為で、さらに私のブログには中国や中国人の悪口も書いているので余計に気に障ったのかもしれません。
その中国人の彼がいうには、中国ではちょっと人気のあるブログは必ず当局の監視の対象になり、内容が不適切であると判断された場合、強制的に閉鎖されてしまうそうです。
それで彼はビビッてしまい、もう私のブログの記事の翻訳を載せるのは辞めたいといってきたのですが、
私としては、こちらから頼んで載せてもらったわけではないので、嫌なら無理に載せなくともよいと返事しました。
いつの日か、中国人民が言論の自由を謳歌できるようになることを祈ってます。
あと香港人とモンゴル人の読者からもメールをもらいましたが、彼らもわりとまともでした。
台湾からのメールはなぜかメンヘラ気味の人が多いです。
私のライフワーク(?)であるゲイリブ批判はこれからも続けていくつもりです。
「あれだけゲイリブを批判する記事を書いてたら、反論のメールが沢山来るでしょうね」
といわれますが、まったく来ません(笑)
「ゲイリブ」でぐぐるとこのブログがトップに来る状態が長年にわたって続いているので、このブログの存在を知らない筈はないと思うのですが、
おそらく私の言っていることが正論なので、反論したくてもできないでいるのでしょう。
反対にゲイリブ団体から脱会した方からのメールはよく来ます。
ゲイリブ団体の幹部にセクハラを受けたとか、ゲイリブが運営するNPOで無給のボランティアとしてこき使われたとか、性的搾取も含めて、若い人が幹部から搾取される話が多いですね。
またジャックさんのブログを読んだお蔭でゲイリブにならずに済んだという若い人からの感謝のメールも来ています。
ゲイリブの評判があまりに悪くなったせいか、最近、彼らはゲイリブという言葉を使うのを辞めて、LGBTアクティビストなどと自称するようになっていますが、
それに対抗して、私も「ゲイリブという幻想」に加えて「LGBTという幻想」というカテゴリを作りました。
「ゲイリブ」の場合と同様、「LGBT」でぐぐったら、このブログがトップに来るように頑張りたいと思ってます。
すでにして「LGBTアクティビスト」でぐぐると、このブログの記事「LGBTアクティビストの正体はゲイリブしばき隊か?」がトップに来るようになっています(^^
by jack4africa
| 2015-06-30 00:01
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