2006年 12月 18日
自己主張 |
外資系の会社のOLとか、外国のエアラインの客室乗務員をやっている日本人の女で、いちいち突っかかってくるような物言いをする女がよくいます。
あの手の女は大抵、語学留学かなんかで2、3年、欧米に滞在した経験がある女たちです。
一応、留学先の国の言葉は話せるようになるものの、プロの通訳者や翻訳者として働けるほどの実力はなく、それでも学んだ語学を生かした仕事に就きたいということで、外資系でOLなんかやっているような連中です。
彼女たちの特徴は自己主張が強いことです。
元々、日本にいたときから自己主張の強い性格で、そのため周囲から浮き上がり、日本の社会に適応できず、現実逃避で外国に行った人間が多く、外国に行ったお陰で、その自己主張の強い性格が矯正されるどころか、ますます歪な形に発達してしまっているのです。
彼女たちと話をしていて不快感を覚えることが多いのは、ひとつには自己主張の強い人間を嫌う我々日本人の感性によるものですが、もうひとつは彼女たちが外国で中途半端に自己主張することだけを学んで、自己主張のテクニックまで習得していないからです。
あたり前ですが、自己主張というものは、ただむやみやたらとすれば良いというものではなく、それなりのテクニックが必要です。
たとえば、フランス人は大変、自己主張の強い国民ですが、彼らは自分の主張を通すために必要とあれば、平気で作り笑いをしますし、猫なで声も出します。
一方、日本文化というのは、互いに自己主張を抑えて、その代りに相手の気持ちを思いやることをよしとする文化ですから、日本人は、欧米人のように子供の頃から自己主張の技術を磨く習慣がなく、逆に自己主張を抑えるように訓練されて育ちます。
そのため、日本人が自己主張をすると、どこか不自然というか、似合わないところが出てきて、外国人であればそれほど気にならないのに、日本人だからこそ気に障るという結果になってしまうのです。
以前、仕事の関係である同時通訳者の女性を知っていました。
彼女は日本で生まれて育った日本人ですが、アメリカでの生活が長く、アメリカ人の男性と結婚していて、やはり自己主張の強い女性でした。
彼女と議論すると必ず言い負かされましたが、不思議と不快感は覚えませんでした。
それは彼女が自己主張のテクニックをよく身につけていたからです。
ただ押すだけでなく、引くときは引く。そのへんの駆け引きが実に見事でした。
なにより、彼女は同時通訳者としてとても優秀な人で、その実力に裏打ちされた自己主張には、説得力があったのです。
結論をいうと、実力もないのに自己主張ばかり強い人間は世界中、どこに行っても通用しないということです。
by jack4africa
| 2006-12-18 16:25
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