2007年 02月 26日
エジプト旅日記(7) |
☆ アスワン
カイロからアスワンへ飛行機で移動。
今度は遅刻しないように早めに空港へ。
昼過ぎにアスワンに着いて、空港からタクシーで鉄道駅近くの安宿へ行ってチェックイン。
その後、ツーリスト・インフォメーションに行って、翌日のアブシンベル行きのバスの時刻を確認してから、コルニーシュと呼ばれるナイル河岸へ。
ボート乗り場に行くと、ファルーカの船頭たちが寄ってきて、ファルーカに乗らないかと誘ってきます。
アスワンのファルーカの船頭とのイッパツは、ホモの観光客にとってアスワン観光のお約束というか、定番ですが、移動疲れが出たのか、今日はその気になれません。
アスワンには、アブシンベルから戻ってもう1泊する予定なので、船頭とのイッパツは、そのときまでお預けにすることにしました。
ホテルに戻って夕方まで休養してから、近くのレストランで夕食を取ったあと、土産物屋が並ぶスーク(市場)へ。
このスーク、ヌビア人の売り子が多いため、別名、ヌビアン・マーケットとも呼ばれますが、実際は、ヌビア人とアラブ人の混血の売り子が多かったです。
ヌビア人というのは、ナイル上流に住む黒人系の人々ですが、このヌビア人とアラブ人の混血の男の子は、アラブ風の目鼻立ちが整った容貌に、適度な肌の黒さが組み合わされた、
ブラジルの黒人と白人の混血のムラートの美少年に通じる、モロ私好みの美少年が多かったです!
そんな美少年の一人に誘われて彼の土産物店へ。そこはスークの仲通りから脇に入った、両側に土産物屋のブースが並ぶ細い路地でしたが、
そこのブースにいる男の子たちが、そのヌビア人とアラブ人の混血の美少年ばかりなのです!
一番奥のブースまで行くと超のつく美少年がいて、私の手を取ると、自分のブースに誘います。
土産物には興味はないのだけれど、彼と手をつないだままでいたかったので中へ。
陳列棚を眺めているフリをしていたら、「なにか欲しいものがあるか?」と訊いてきます。
で、単刀直入に「君が欲しい!」といったら、OKだって(笑)
11時半までここで仕事をしなければならないので、その時間に出直して来て欲しいといいます。
しかし、私は日本ではいくらでも夜更かしできるのですが、なぜか旅に出ると早寝早起きになるので、11時半はもうベッドに入って寝ている時間です。
そのことをいうとガッカリした顔になりましたが、しょうがありません。また次の機会にということで、ジーンズの上から彼の股間をモミモミして別れました。
路地から仲通りへ出ようとすると、売り子の男の子たちがわっと寄ってきて、取り囲まれました。
一人が「ハッスル、ハッスルってどういう意味?」と訊いてきます。
なんで日本の柔道家あがりの売れないプロレスラーの言葉がこんなところにまで伝わっているのかよく分かりませんが、どうせなら「フォー!」でも流行らせて欲しいものです。
別の一人が「オダヨウゴザイマスってどういう意味?」と訊いてきます。
「オダヨウじゃなくて、オハヨウ。グッドモーニングのことだよ」と教えます。
すると一人の男の子がニヤニヤ笑いながら、「チンコってなに?」と訊いてきます。
「コレだよ!」と彼の股間を掴もうとすると、「キャッ!」と叫んで後ずさりします。
別の一人が「マンコってなに?」と訊くので、「コレだよ」と彼の尻を触ろうとすると「ワッ!」と叫んで逃げます。
いったい、誰がこういう言葉を教えるんですかねぇ。
ひとしきりふざけたあと、彼らと別れて、スークを歩いて行くと、右側のガラビアを売る店の前に座っていたズングリした若い男が私を呼びます。
「日本人か?」と訊くので、「そうだ」と答えると、「日本人と一緒に撮った写真を見せたい」といって、私の手をとって店の中に連れ込みます、
しかし、写真のアルバムはパラパラと見せただけで、「これ日本製?」などといいながら私の着ているトレーナーに触ってきて、トレーナーの上から私の乳首を探り当て、ギュッとつねってきます。
そして空いている方の手で私の手を掴み、自分の股間に押し当てて、I want fuck you !!
「これから自分の家に行って、SEXしよう」というのですが、生憎と私の好みは背の高い、ほっそりした美少年で、こんなチビの豆タンクではないのです。
「今日は疲れてるから、また今度!」とかなんとかいって振り切って、表の通りに出ました。
それにしても、以前、エジプトに行って、男と一人もデキなかったと文句をいってた人がいましたが、私には彼の言葉が信じられません。
むしろ、誰ともヤらずに通すことの方が、ムツカシイんじゃないでしょうか。
続く
「2007年エジプトの旅」目次
by jack4africa
| 2007-02-26 01:20