2007年 03月 29日
性奴隷 |
現在、マイク・ホンダという日系アメリカ人の下院議員が、日本政府の慰安婦にたいする謝罪要求決議案をアメリカ下院に提出していて、近々、可決される見通しだそうです。
また日本政府がこの決議案に反対していることに関連して、ニューヨーク・タイムスやワシントン・ポストなど、アメリカの民主党支持のリベラルな新聞が、「日本は拉致問題について北朝鮮を非難しながら、過去の従軍慰安婦の問題にたいしては目をつぶっている」と批判の論陣を張っています。
このような動きは当然のことながら、在米の中国人や韓国人の反日団体の後押しがあってのことだと思いますが、たとえ、そのような後押しがあったとしても、従軍慰安婦の問題でしゃあしゃあと日本を非難するアメリカの政治家やマスコミの神経が理解できません。
ちょっとでも、アメリカの歴史を勉強すれば、アメリカにそのような非難を行う資格がないことは明白です。
アメリカという国は、過去に何百万という黒人をアフリカから強制連行してきて、奴隷としてこき使った国です。
若い女の奴隷は、所有者である白人農場主の性的な慰みものになり、文字通り、性奴隷として扱われました。
黒人の女奴隷が生んだ白人農園主の子供はやはり奴隷にされたといいます。
白人の農場主は黒人の女奴隷とセックスすることで、性的な楽しみを得ると同時に、彼女たちとセックスして子供を産ませることで奴隷という自分の財産を増やすという二重の利益を得ていたのです。
アメリカの第二代と第三代の大統領であったトーマス・ジェファーソンは、アメリカ史上に残る立派な大統領という評価を得ているそうですが、彼は多数の奴隷を所有する裕福な農場主で、黒人の女奴隷に何人もの子供を産ませたことで知られています。
みずから奴隷を所有し、女奴隷に子供を産ませた人間が大統領になっている国は、世界広しといえど、アメリカぐらいなものでしょう。
アメリカ政府は過去の奴隷制度について、奴隷の出身地であるアフリカ諸国と、奴隷の子孫であるアフリカ系アメリカ人に公式に謝罪し、補償すべきであるとの決議案が日本の国会に提出されて、それが可決されたら、いったい、アメリカ人はなんというでしょう?
アメリカ政府はもちろん、自国の過去の奴隷制度にたいして謝罪なんかしていません。
アメリカ政府が、これについて公式な謝罪を行ない、補償金を支払わなければならなくなった場合、その額が膨大になることが予測されるので、それについて触れるのはアメリカではタブーになっているのだそうです。
アメリカ政府は第二次大戦中、強制収容所に入れられた日系アメリカ人にたいしては公式に謝罪し、補償金も支払っていますが、日系アメリカ人の場合は、アフリカから連れて来られた黒人奴隷と較べるとずっと数が少なく、補償金の総額も大したことありませんでした。
一部には、アメリカは日系アメリカ人に謝罪し、補償したのだから、日本も従軍慰安婦の件で謝罪し、補償すべきだという論調があるそうですが、日系アメリカ人にたいする補償問題よりもずっと大きな問題である、奴隷として酷使したアフリカ系アメリカ人、さらにはアメリカ建国の過程で大量虐殺したアメリカ先住民にたいする補償の問題には目をつぶっているのだから、そんな論調にはまったく説得力がありません。
マイク・ホンダ議員のような民主党のリベラルな政治家や、NYTやWPのようなリベラルな新聞は本来、このようなアメリカにおける未解決な問題を取り上げるべき立場にいる筈なのに、そっちの方はほったらかしにして、道徳家ぶって日本を非難しているのです。
アメリカの政治家やマスコミは保守とリベラルに大別されます。
保守派はよくも悪くも単純ですが、リベラルというのは、屈折してるんですよね。
以前、心理学者の岸田秀先生の本で、自分が浮気をしていながら、「お前は浮気をしているだろう、ケシカラン!」と妻を非難する夫の話というのを読んだことがあります。
浮気をしているのは夫である彼自身なのに、実際には浮気をしていない妻を浮気をしているといって責めるのだそうです。
こういう奇妙な人間というのは、岸田先生によると大変、道徳心が高いのだそうです!
彼は自分が浮気をするような不道徳な人間であるという事実を認めることに耐えられず、浮気をしていることを否定しようとするのですが、いくら表面的に否定しても、実際には浮気をしているので、意識下では「良心」が疼きます。
その結果、「浮気」という非難されるべき不道徳的な行為を犯しているのは自分ではなく、配偶者である妻の方であるとの妄想を抱くようになるのだそうです。
これを心理学の言葉で「置き換え」と呼び、自分の罪を他人になすりつけることで、罪悪感から逃れ、同時に罪をなすりつけた相手を罪深い人間として非難することで、自分の道徳心を満足させるという病理的な心理メカニズムなのだそうです。
リベラルなアメリカ人って、こういうタイプの人間が多いような気がしますね。
by jack4africa
| 2007-03-29 00:13
| 慰安婦問題

